瀬戸だより 330 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

330号「時代の器について考える」という話

2012/10/13発行



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今年の「せと・あとりえ参道」の様子。

今日・明日は「せと・あとりえ参道」。瀬戸市中心部の深川神社の参道でいろいろなジャンルの作り手さんたちが大集合のイベントです。そして、14日日曜日は「窯垣の小径まつり」も開催されます。あわせて楽しみな週末です。

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 さて、本題。

 先日、書店で一冊の本を見つけ購入してきました。
 「うつわ作家101人の仕事」(別冊Discover Japan エイムック)。



 題名通り、今現在国内で活躍している「器」の作家101人の器を紹介している内容です。知っている作家さんも何人か載ってますね。人気作家さんたちやギャラリーオーナーさんたちの器に関するインタビュー記事もなかなか読み応えがあります。
 この本で特に感心したのは、そこの掲載されている器の写真です。数が多いのもそうですが、普通に撮られた器の写真(その器が一番魅力的に見えるだろうアングルになるんでしょうね)の他に小さいサイズではあるんですが、真上や裏側、真横などその器の形がわかりやすい写真も掲載されているんです。特に裏側、高台の仕上げなどが分かるのは、陶器好きの方、陶器の勉強をしている方にはとても興味深いのではないでしょうか。

 陶芸・器にも流行があるようで、今どんな器が好まれているかというのが、なんとなくつかめるかと思います。
 白く(かと言ってつるつるしたものではない)渋めの器が旬のよう感じるのです。白くないものでも土味を生かしたシンプルなもの。せともの祭などのイベントで作家さんたちが出店しているブースを見るたびに感じていた傾向ではあるんですけどね。
 反面、織部や黄瀬戸など古くから瀬戸の伝統的な釉薬・技法はこの本の上では皆無なんです。この地方の作家に特定したものでなく、(編集者の好みもあるのでしょうが)飯碗のようなもともと白いものが基本になっている器も多いので仕方ない部分はあるでしょうけど、このことに気づくとちょったさみしいですね。
 織部などは自由な発想、感覚から生まれた器。もともとが「革新」の器です。今の時代にもマッチした織部(とほかの伝統的釉薬・技法)はあると思います。伝統というイメージがつくとなかなか革新というの発想まで行きつきにくいことはあるのでしょうか。
 何気なく手にした一冊ですが、いろいろ考えるヒントを与えてくれたように思います。

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