瀬戸だより 296 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

296号 「テレビドラマはねえ‥‥」という話

2012/02/18発行



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瀬戸の窯垣。
特に今回の内容とは関係ないです。

 インフルエンザも流行っていますが、皆さん元気ですかー!!
今年はA型もB型も流行っていて油断できません。手洗いうがいが予防の基本です。気をつけて過ごしましょう。

 よく友人と飲んだ時などこんなこと聞かれたりします。
 「テレビで鑑定団とか見ていて、陶器の良い悪いとかニセモノとかわかるのか?」

 素朴な疑問なんでしょうが、陶器屋と骨董屋は違いますのでなんとも言えないわけですが、答えはこうです。
 「すごくいいものと明らかにダメなものはテレビを見ていてもわかるよ、さすがに。でもその良さが何十万円の価値なのか何百万円もするのかは骨董屋じゃないからわからない。」

 モノの良さはわかっても市場の人気とかその由来や希少性からくる価値(価格)というのは単純にそのモノからわかるものではないと思うのです。市場の動向とか流行などはやはり骨董の現場で日々鍛えられている専門家でないと判断できないと思います。
 まあ、その手の番組は楽しく見ているだけでも勉強になります。

 旅番組や料理番組などでも使われている器にどうしても気が行ってしまいます。これは陶芸関係の仕事をしている人なら共通しているのではないでしょうか。「わあ、いい器使っているなあ」とか「あっ、この器扱ったことあるね」とか、つい声に出てしまいます。たぶん、そのようなことは別な職業に関わっている方でもそれぞれの仕事に関係するものが画面に出てくると同様じゃないのでしょうか。

 見ていて困るのは実はドラマなんです。
 よくドラマ(サスペンスものとか)で高価な陶器が事件の鍵になっているとか、高名な陶芸家が事件に巻き込まれるとかっていう設定ってよくあるじゃないですか。それがいいストーリーであっても、役者の迫真の演技があっても、そこに登場する「陶芸作品」で興ざめの場合が多いのです。破損の心配のあるでしょうし、実際ストーリーの中で割れるシーンもあるでしょう。しかし、あまりに安っぽいモノを使われると、せっかくの物語が一気にリアリティを失ってしまうのです。「ええっ!なんでそのどこにでも在りそうな茶碗がもとでそんな争いが起こるの?」「そんな量産品の皿を盗んで何になるのさ」‥‥などと思っちゃうわけです。
 製作現場では予算などのままならない事情もあるのでしょうねえ。
 そんなことテレビを見ながら思っているのは私だけでしょうか?

2012/02/18

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