瀬戸だより 293 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

293号 「冷たい土とかんぶろ」という話

2012/01/28発行



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これが「かんぶろ」。

 寒さの一段と厳しい週末です。大雪の中で雪下ろしを続ける人、都会の凍った路上で転ぶ人、ここ数日はニュースでそんなシーンが映し出されていました。特に北国にお住まいの方は本当に大変なシーズンです。十分にお気をつけてお過ごしください。

 陶器作りもこの季節は寒さとの戦いです。粘土は冷え切っています。水を使う作業も多くあります。じゃあ、暖かな部屋で‥‥というわけにもいきません。効き過ぎた暖房では土が乾燥しすぎたりもします。薪ストーブなどでほんのりと暖かな、という仕事場も多いですが、やっぱり土の冷たさは避けられません。
 土を扱い、なおかつ水も使う作業と言えばロクロです。濡らした手で冷たい粘土を扱います。時には手はかじかみ、感覚すらなくなってきます。

 この季節、ロクロの横には昔ながらの「かんぶろ(燗風呂)」が置かれているのを見かけます。かんぶろは深めの木の桶に金属の(銅?)炭を入れるための筒がつけられたもの。元々は文字通り酒などの燗をつけたりに使っていたものでしょうか。
 さすがに現代では炭で温めているというのは見たことがありません。電気で温めていたり(水用ヒーター)、時々お湯を足したりして温かくしているようです。

 かんぶろ。用途としては手に水を付けるためのものですから、バケツでも洗面器でもいいわけで、実際そういうものを使っている人も多いでしょう(うちもそうです)。しかし、木のかんぶろは雰囲気があります。特に長年使い込まれた職人さんのかんぶろはヌタ(ドベ)を拭うために縁の一箇所がすり減っていたりします。道具たちも職人さんの技術とともに磨かれていくようです。そんな道具は見ているだけで楽しい気分にさせてくれますね。

 まだまだ、ひどく寒い日が続くようです。また乾燥した地方ではインフルエンザもかなり流行っています。瀬戸市内の学校でも学級閉鎖が増えているようです。体調管理に十分にお気をつけてお過ごしください。

2012/01/28

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