瀬戸だより 236 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

236号 「へぼと自然薯」という話

2010/12/11発行



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へぼ。見た目と違って上品な味。

 寒い日が続いています。市内中心の瀬戸川沿いでは「陶のあかり路」が開催中です。夜間冷え込む中、熱心に一点一点作品をながめる方がかなりいらっしゃいます。あたりの木々や店先などのイルミネーションと相まって、きらきらと美しい輝きで冬の街に彩を加えています。散歩をかねて出かけてみましょう、しっかり厚着をして。

 当店は瀬戸市内でも市役所や税務署などに近い市街地にあります。赤津や品野の奥でイノシシやクマが現れたという話を聞いても、市街地にまでは‥‥と思っていました。が、今週は子どもたちの通う学校の裏山でサルの姿が目撃されました。自然が豊かということか、そこまで山に餌がないのかはわかりませんが、ちょっとびっくりです。

 さて先日、ある作家さんのところで打合せがあり鍋を囲みながらいろいろなお話を聞いてきました。その際に久しぶりに「へぼ」をいただきました。「へぼ」は地蜂(クロスズメバチなど)の幼虫、「蜂の子」です。瀬戸の人は昔から「へぼ」が好きなんです。かつては体力を使う陶工さんたちの貴重なタンパク源だったのでしょう。
 私自身は参加したことはなく話を聞くだけですが、へぼを採ることはそれ自体が秋の楽しみのひとつになっているようです。肉片に目印の綿をつけたものを用意し、それを持って飛び去る蜂をみんなで追いかけ、野を越え山を越えて‥‥楽しそうですね。
その先の蜂の巣を採る作業はかなり怖いですが‥‥。苦労と危険を冒して手に入れる蜂の巣はかなり高価に取引されることもあるようです。
 そんな蜂採り名人たちが瀬戸には今もたくさんいます。
 採ったへぼは五目御飯に入れられたり煮て食べたりします。姿はかなりリアルなものですから、はじめて見る方や虫が苦手な方にはたまらないものでしょう。

 へぼと同じく昔から陶工さんたちの好物に「自然薯」もあります。こちらも山に入り(ずいぶん遠くの山まで出かける方もいらっしゃるようですが)掘り出すことから楽しみ、舌鼓を打つのが楽しみです。大きなすり鉢で(もちろん瀬戸で作られた)ごりごりと擂られた「とろろ」は本当においしいですねー!

 「へぼ」などはなかなか食べる機会がないとは思いますが、これらも瀬戸の伝統料理・グルメです。

2010/12/11

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