瀬戸だより 215 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

215号 「瀬戸にはいない」という話

2010/07/17発行



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「パルティせと」から尾張瀬戸駅・瀬戸川下流を眺める。

 梅雨明けも近いと言われる中、ここ数日の豪雨。各地でさまざまな被害が出ています。瀬戸からも近い岐阜県でもずいぶん多くの方が被害に遭われています。被害に遭われた皆さんにはお見舞い申し上げます。
 幸いにも瀬戸市内は特に被害もなく、ほっとしています。


 昨日のニュースで「人間国宝 新たに5人を認定へ」というものがありました。陶芸分野では岐阜県の「瀬戸黒」で加藤孝造氏が認定を受けてました。
 「人間国宝」。瀬戸には人間国宝と呼ばれる人は現在いません。過去にさかのぼっていっても、「瀬戸生まれ」というと加藤土師萌氏が思い当たる程度で‥‥。


 「人間国宝」とは「文化財保護法に基づき文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者」の通称のこと。通称なんですけど、ずいぶんインパクトが強いですね。そのため、全く芸術に疎い方でも「人間国宝」という言葉は知っている方は多いようです。すごい人というイメージは伝わります。


 瀬戸は先に書いたように人間国宝のいない産地です。瀬戸から山を越えた岐阜県・美濃には人間国宝が現在も過去もたくさんいらっしゃいます。この差はなんなんでしょう?人間国宝は伝統工芸作家の集まる日本工芸会の頂点になります。瀬戸の陶芸作家は日展を中心に活動する作家さんが多く、美濃は工芸会系の作家さんが非常に多い‥‥そこが原因のひとつでしょうか。

 人間国宝の認定を受けなくても、すばらしい技術をもち作品を作られる作家さんはいらっしゃいます。ただ、繰り返しになりますが、「人間国宝」という言葉のインパクトは一般にはとても大きいものではないでしょうか。人間国宝という看板を持つ作家の存在はやはりその産地自体の印象を高める効果はあるように感じます。そう考えると、瀬戸の人間国宝不在はやっぱりちょっとさびしいかな‥‥。



2010/07/17

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