瀬戸だより 212 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

212号 「土の板」という話

2010/06/26発行



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タタラ作りの銘々皿や長角皿。織部です。

 金曜日早朝のワールドカップ・デンマーク戦、テレビの名古屋地区の瞬間最高視聴率、39.8%だったようです。平均でも26.2%‥‥。すごくたくさんの人が見ていたようです。おかげで(ということは私も生で見ていたひとり)昼間眠い眠い。
 これからは決勝リーグ。寝不足が続きそうです。

 さて、先週は誰でも知っている「紐作り」について書きました。今週は「たたら」について。個人的にはロクロよりもこのたたらで作られた品物に心惹かれたりもします。

 よく練って、空気もしっかり抜けた土の塊。その両脇に同じ厚さの木の板を何枚も重ねて置きます。そして、その板の上に沿ってシッピキ(針金など)で土をスライスしていきます。両脇の板を一枚ずつ外し、また同じようにスライス。これを繰り返します。すると、同じ厚みの粘土の板があっという間に出来上がり!‥‥と言うわけです。これを利用するのが「たたらの技法」になります。
 ちなみにここで使った薄い板を「たたら板」呼びます。たたら板といってもそんな特別なものではなく、ホームセンターに売っているような薄い板で十分です。
 その土の薄い板を張り合わせたり、曲げたりして形を作っていくのです。石膏型を用意して、そこに押し込んだり、押さえたりして皿などの形に形成していったりもします。そこで、蚊帳の布をはさめば以前書いた蚊帳目文様が着きますね。

 このたたらを切る作業、土練りの特訓にも役立ちます。数ミリおきにスライスされていく土の塊。まるで病院のCTスキャンで断面を見るように(というか本当に断面を見るわけで)土の中に空気が混じっていたらとてもよくわかるのです。菊練りがへたくそだったり、土練りに手抜きをしたりするとたちどころにわかってしまう‥‥。
 一見簡単そうに見える技法ですが、基礎の基礎ができていないと厳しいものがあるようです。

 さぁ、明日の日曜日は愛知県新城市の「のんほいルロット・軽トラ市」。今月も出店します(来月は当店は一回休みの予定です)。前回好評だった「お値打ち・タジン鍋」、これからの季節にはビールが飲みたい「フリーカップ」、そのほか瀬戸の作家手作りの個性的な器の数々を持っていきます!お近くの皆さん、よろしくお願いします。ぜひ会場で声をかけてください。

2010/06/26

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