瀬戸だより 205 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

205号 「東海伝統工芸展を見て来た」という話

2010/05/08発行



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チケットです。会場内の写真は禁止ですのでこんな画像で失礼します。

 ゴールデンウィークから日差しは初夏になった感じですね。高速道路1000円のためか各地で激しい渋滞もあったようです。皆さんはどうお過ごしでしたでしょうか。

 今週土日(8日・9日)は瀬戸・赤津地区で「赤津窯の里めぐり」品野地区でも「しなの工房めぐり」が行われます。普段、なかなか訪れることができない作家さんの工房や窯元の仕事場が公開されたり、スタンプラリーなどのイベントが用意されているようです。陶芸好きの方たちには、9月のせともの祭とは違った魅力のあるイベントとして人気があるようです。定期的に行われていて、リピーターも増えていると聞きます(次回は11月13日土曜・14日日曜にも予定されています)。赤津も品野も広い地域が会場になっていますから、歩きやすい服装(ウォーキング気分で!)で行く方がいいようです。

 現在、名古屋市・栄の丸栄スカイルで「第41回 東海伝統工芸展」が開催されています。日本工芸会の東海支部の展示ということで、この地方の作家さんが中心になります。陶芸だけでなく彫金や染織など、いろいろな分野の工芸品の展示もあります。

 金曜日(7日)午前に出かけて来ました。いつもは仕事の合間に駆け足でというパターンが多いのですが、今回はゆっくりと時間をかけて見ることができました。普段お世話になっている作家さんの作品、学生時代の後輩の作品もあり、毎回楽しみにしています。
 陶器に関していえば、ずいぶん「染付」と「練り込み」の作品が多くなったように感じました。この地方の陶芸はやはり織部、黄瀬戸、灰釉などが代表的。実際そういった技法の作品も多く出品されています。
 もともと瀬戸にも染付の技法はあり、九州の産地とは雰囲気の違うものが作られてきました。瀬戸に限らず、最近では女性を中心に染付作家も増えてきているようです。練り込みは複雑な模様に挑戦した作品が何点もあり、なかなか見ごたえがありました。
 器の形はシンプルなものが多く、その分その器の上に展開されるさまざまな技法がわかりやすく、ダイレクトに感じられます。

 会場入り口に朱泥の急須の製作過程が展示されていました。同じ愛知県内の産地、常滑あたりはこの朱泥の急須で有名です。会場内のモニターにはその製作のビデオも流されていました。自分が不勉強なわけですが、焼成後にサンドブラストでいろいろな模様を加えていく過程を興味深く見ていました。サンドブラストで表面を磨いていくとその深さによって色調も変化してくる‥‥。瀬戸では朱泥の作品つくりは見ることはありません。とても新鮮でした。

 伝統だけでなく、そこに加えられていく作家のアイデアや個性を楽しめました。名古屋市栄の丸栄スカイル8階で開催(入場料500円必要です)。

2010/05/08

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