瀬戸だより 188 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

188号 「茶室ではいつも緊張する」という話

2010/01/09発行



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結構楽しめる1冊でした。

 一昨日から子どもたちの学校も始まり、正月モードから抜け出しました(とい
っても今日から3連休になるんですね)。

 昨日1冊の雑誌を買ってきました。「Discover Japan 2」。創刊第3号ということで特集は「初めてのニッポン・カルチャー」。『外国人にたずねられてあなたはちゃんと説明できますか?‥‥』と表紙に書かれています。歌舞伎や能、狂言、落語や文楽、そして茶道・華道がわかりやすく紹介されています。

 茶道。お茶というと何やらいろいろな作法が決められていて、全く素人では何をどうしていいかわからない世界‥‥というイメージがあるのではないでしょうか。以前にも書いたと思いますが、私はこうした仕事をしているものの全くの不勉強でお茶の作法は習ったことはありません。それでも作家さんを訪ねた時にはお茶をいただくこともあります。多くは茶室というような場所でなく陶房の隅であったりと、気楽な雰囲気でいただいてきます。それは楽しいひとときなのですが、何かの機会にある程度かしこまった場所でお茶をいただかなくてはならないことも何時かあるのではないかと、時々心配になったりもします。ですから、本や雑誌、テレビなどで「茶道入門」的な特集には敏感になっています。この「Discover Japan」という雑誌の特集、茶室でどう振る舞ったらいいのか、何をしたらいけないのかが、写真入りで「初めての茶会」として茶室に入ってからお茶をいただき、お道具を拝見する仕方まで、簡単ではありますが順にわかりやすく書かれています。

 私と同じような悩みをお持ちの方には参考になると思います。
 落語で「荒茶」というのもあります。茶の心得がない武将たちが、茶会の席で茶の心得のある細川のまねをしようとしながらドタバタするというお話です。ほんの少しの知識が意外と助けになることもあります。最低限の作法は覚えておきたいものです。
 さて、実際に抹茶茶碗などの茶道具を作る陶芸作家さんたちは私のような付焼き刃の知識ではもちろんいけません。現代に残されている名品の数々を見て、知った上での製作になります。自らが茶道や華道に通じていなければいけません。陶芸作家さんの中には、実際に茶道・華道の先生のような方もいらっしゃいます。単に見るだけの美術ではなく、「用」も備えた芸術である「陶芸」ということでしょう。
 これは茶道・華道の分野だけでなく、器であっても和食の十分な知識に裏打ちされていなくては、そこに盛られる料理を引き立てることも、逆に料理に引き立てられることもできません。
 陶芸の修行というものは、土をこねるとか、ロクロをまわすとか、窯を焼くだけではない勉強が必要ですね。技術をさらに高めるためのいろいろな知識というものも大切です。

2010/01/09

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