瀬戸だより 158 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

158号 「『もうやっこ』という言葉」という話

2009/06/13発行



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瀬戸蔵で見つけた「瀬戸弁番付」。

 この地方も「梅雨入りしたとみられる」と9日に発表されました。昔のような「梅雨入り宣言」のような潔さはない発表の仕方に慣れてきました。この「はっきりしなさ具合」というのが、梅雨の空のように感じてしまいますね。

 瀬戸の言葉の話。
 瀬戸の人たちは瀬戸弁などと言っていますが、昔から瀬戸の町で使われてきた言葉というのがあります。多くは名古屋弁だったり尾張弁とかと共通するようです(名古屋弁といえば先ほどの選挙で名古屋市長になった河村たかし市長。彼は、「~弁」という言い方は地方差別で「~ことば」というべきとおっしゃっています。なるほど! そういえば、若い頃、せとものの勉強もされていたとも聞きます)。その瀬戸ことばの中でとても好きなものに「もうやっこ(もうやぁこ)」というものがあります。
 この「もうやっこ」、「もうや」とも言いますが、意味としては「共有する」とか「共用する」とかになりますが、やっぱりその意味にそのまま当てはまるかといえば、ちょっと違う気もします。
 よく親が子どもに「おもちゃは一つしかないからもうやっこで遊びなさい(一つのおもちゃで仲良く遊びなさい)」とか「お菓子はもうやっこにして食べなさい(お菓子は仲良く分けて食べなさい)」なんて使い方をします。ご飯時など「この皿もうやっこで使うね(取り皿など一緒に使おうね)」なんてよく使います。「もうやっこ」という言葉のなかには必ず「仲良く」とか「一緒に」という気持が多く含まれているようです。そのあたりが単純に「共有・共用」という言葉に置き換えられないやさしさが感じられるようです。
 瀬戸の言葉ではありませんが「船と船とをつなぎ合わせる。また、船を岸の杭などに結んぶこと」を「もやう (舫う)」と言います(これは普通に辞書に載っています)。「もやう」と「もうやっこ」。関係ないかもしれませんが、「もうやっこ」の中に含まれる、人と人をつなぐ、結びつけるという意味と通じるような気もしますね。

2009/06/13

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