瀬戸だより 153 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

153号 「北川民次の版画」という話

2009/05/09発行



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奥の建物が瀬戸市美術館。

 ゴールデンウィーク、瀬戸市を訪れる方も多かったようですね。
 連休の最後あたりからは雨が続きました。瀬戸でもよく降りました。今日の瀬戸川はいつもより水量が多く、なかなかの迫力でしたよ。

 今回は瀬戸市美術館で開催中の「北側民次展 版画を中心に」の話題。
 北川民次については以前にも「瀬戸だより」でもとりあげました。戦前のメキシコで活動、帰国後は二科展を中心に活躍、戦中は奥様の実家のある瀬戸市に移り住み、その後は平成元年に亡くなるまで瀬戸を拠点にして活動された画家です。今回の展示は版画作品を中心にしたものとなっています。

 ゴールデンウィーク中はこの展示と合わせるように、保存されているアトリエも公開されていたようです。

 展示されている作品の中には旧瀬戸市民会館にあり、現在は瀬戸蔵東側に移設保存されている壁画の原画や、代表的なモチーフであるバッタの作品も何点かあり瀬戸に住んでいるものにとっては身近に感じる作品も多数ありました。
 また、瀬戸の町並みや工場、採土場、働く人を題材にした作品も何点かあり(個人的には一番気に入った作品でした!)、描かれた空にのびる何本もの煙突が昔の瀬戸を象徴し懐かしく感じさせました。2階の展示には皿など陶器に描いた作品もあり、瀬戸で活動を続けた画家の作品に彩りを添えていました。

 瀬戸の風景。なかなか瀬戸で生まれ育ったものにとっては身近すぎてその魅力を見落としがちです。趣味で写真などを撮っているのですが、瀬戸の街というのは撮らないまま過ぎてしまっています。たまに観光客とわかる方たちがカメラを持ち、熱心に瀬戸のあちこちでレンズを向けている姿を見るとあらためて瀬戸の風景・風土の魅力を気付かされます。
 瀬戸を描いた北川作品も同様で、懐かしくなんともいえない気持にさせてくれました。

 また、関連企画として加藤昭男彫刻展も同じ会場で行なわれています。まず、美術館に入ってすぐの真正面に北川民次をモデルにした「戦うバッタ北川民次」という絵筆を握った迫力あるブロンズの作品が迎え入れてくれます。他には土(陶器)の作品が多く展示され、織部釉の掛けられた作品は「織部」という釉薬の魅力を再発見させてくれたように感じました。

 「北川民次展 版画を中心に」展は5月24日まで瀬戸市美術館で開催されています。

2009/05/09

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