瀬戸だより 148 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

148号 「朝日陶芸展休止」という話

2009/04/04発行



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本文とは関係ない画像です。
瀬戸の桜もほぼ満開。いよいよ春本番です。

 一日ごとに春らしくなっていきますね。
 今週は花見の話題にしようか、先月オープンの「愛・パーク」にしようかと考えていましたが、先日「朝日陶芸展休止」のニュースが入ってきましたのでこれは取り上げずにはいられません。

 「朝日陶芸展」といえば朝日新聞社が主催する陶芸展。1963年に陶芸の公募展としてスタートし、最初は中部9県を対象にし、そして全国的な規模に発展していった歴史を持っています。「新人陶芸家の登竜門」であり、陶芸家を志す人にとってはまず最初にチャレンジする目標とされることも多いようです。「『現代陶芸のいま』を映す公募展」と紹介されるようにまさに今、そしてこれからの陶芸を感じさせる公募展です。また、全国の様々な会場に点々と巡回していました。そこで作品を見て影響を受け、陶芸を始めたという方も多いのではないでしょうか。

 個人的な印象としてもやはり、非常に自由な空気、次の時代を感じさせる雰囲気‥‥そんなイメージがあります。大きなオブジェがあれば、伝統的を感じさせるものもある。スタイルや形式にとらわれず作家が表現者として自由に作品を発表している感じを受けます。それはもちろん、審査する側にも陶芸に対する自由な発想というものがあるということなのでしょう。また、いろいろなグループにとらわれることのないオープンな公募展であったとも思います。
 瀬戸で(そして全国的にも)第一線で活躍されている陶芸作家でもその作暦を見れば、とても多くの方々が「朝日陶芸展」の入選・入賞をステップにしてその後の活動の幅を広げていかれていることがわかります。

 休止については朝日新聞社のホームページにも短く書かれているだけですので、どんな理由なのかはわかりません。ここにも世界的な不況の影響が出てきているのか、近年の「新聞離れ」で新聞社の経営も難しいということなのか、陶芸に対して朝日陶芸展がその役割を果たしきった(そんなことはないと思う)のか、理由はともかくとにかく残念でさみしいと思います。その気持は朝日陶芸展に挑戦した(している)方、朝日陶芸展を見続けてきた人たちにとっても共通のものでしょう。

 昨年の資料を見ると7月が締め切りとなっていたので、今年も出展しようとされる方はもう準備に入っていたのではないでしょうか。
 「朝日陶芸展」がなくなってしまった後は、(特に若い)陶芸家にとっては作家としての目標はどうするのでしょうか。ぜひ、朝日陶芸展の復活、もしくは別の公募展の登場を期待します。

2009/04/04

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