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メールマガジン「瀬戸だより」のバックナンバー集。画像や情報の追加もあります。
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 109号 「道具土とえんごろ」という話
7月に入りました。まだ梅雨は明けませんが、晴れた日は暑くなりますね。もう夏です。 瀬戸で陶器づくりの盛んになった理由はいろいろとあります。 道具土は、耐火性に優れた焼締りの少ない土のことです。現在でも窯の中の支えや製品の下に薄い円盤状にしたものを敷たりして使ったりします(この用途では瀬戸では「より土」と呼ぶ人のほうが多いです。陶芸をされている人にはおなじみですね)。
えんごろは時代とともに変化していき、薪窯の灰からせとものを守るという役目より現在ではより効率よく窯詰めするための道具となっています。たとえば、茶碗には茶碗専用のえんごろがあり、茶碗がぴったりと収まり、けして触れ合わないように上下に隙間なく重ねられていく工夫がされています。あまりにぴったりサイズなので釉薬を掛けた半製品の茶碗をそのえんごろの中心にうまく収めていくのは、コツと言うか技術が必要になっています。指に糸をはさみ、それを茶碗の高台すぐ上の側面に這わせるようにして支えながらえんごろに入れて糸を抜く‥‥そんな風にして次々と茶碗をえんごろに詰めていく作業です。それを手伝う機会が以前ありましたが、もちろん上手にはいきませんでしたね。 「えんごろ」という言葉は瀬戸の人にとって懐かしい響きをもっています。また、「大切な物を守る」というイメージを含んだ暖かな響きでもありますね。 2008/07/05 |
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