瀬戸だより 105 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

105号 「セト・ノベルティ」という話

2008/06/07発行



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ポスター。

 過去の「瀬戸だより」にも何度か「ノベルティ」という言葉を書いた記憶があります。ノベルティとは陶磁器製の置物のこと。動物だったり人形だったり、あるいはランプだったり‥‥。
マイセンなどでよくある貴族などの姿をした非常に精巧な置物、あれも代表的なノベルティですね。

 現在の瀬戸の陶芸品のイメージとはずいぶん離れた感じを受ける方も多いのではないでしょうか。
 明治時代に始まった瀬戸でのノベルティの生産。戦後は瀬戸から海外へ、輸出の花形として数多く海をわたって行きました。
 当時、ドレスデン、マイセンで作られていた製品はとても高価なものでお金持ちでなければ買ったり飾ったりはできないものでした。そこで瀬戸で作られるノベルティは安価で人気があったという事です。瀬戸の技術は非常に高くドイツの窯で焼かれるものと比べても遜色のないレベルだったと聞きます。

 瀬戸で作られるノベルティは磁器やボーンチャイナという素材以外に半磁器であったり(陶器と磁器の中間の性質を持っている)や白雲と呼ばれる比較的低温で焼かれる純白の土などいろいろな素材もあり、それぞれに独自の風合いを出しています。

 現在、瀬戸市・瀬戸蔵ミュージアムでは「加藤工芸とセト・ノベルティ」という企画展が行なわれています。名古屋市にあるノベルティメーカー加藤工芸さんから寄贈された約1200点のノベルティうちから80点が展示されています。
展示してある資料は点数こそ少なめですが、瀬戸で作られてきたノベルティの質の高さ、その製品の種類の豊富さを十分に感じさせてくれます。

 このノベルティの制作には実に多くの職人の技というものが組み合わさっています。原型を作る職人、それをもとに石膏の型を作る職人、実際にその型から製品の形を作る職人(いくつもの型からたくさんのパーツができそれを組み合わせていかなくてはいけない)、絵付け(下絵と上絵)職人‥‥。多くの工程それぞれに熟練した職人が存在しています。

 この加藤工芸さん。皆さんにも馴染みのある製品ではブタの貯金箱があります。ピンクやブルーのかわいいブタの貯金箱。ロングセラーでデパートや雑貨店で一度は見たことがあるのではないでしょうか。ホームページを見ると現在は他にも実にいろいろなキャラクターの製品も生産しています。あの「浦安のネズミ」や「白いネコ」などもいますねー。アクセスして見ると面白いですよ。

 瀬戸蔵ミュージアムの展示は7月21日月曜・祝日まで。入場料は大人500円、高校生・大学生・65歳以上は300円、中学生以下は無料となっています。

2008/06/07

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