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 瀬戸だより 〜せとものについて話しませんか〜

085号 「日展・東海展がやってくる」という話
2008/01/19発行
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日展東海展。見ごたえありました。

 全国的に寒い日が続いています。

 今回の話題は1月23日水曜から始まる「日展・東海展」です(2月17日日曜まで)。会場は例年と同じく愛知県美術館ギャラリーとなっています。


会場は8階。

 東京で昨年11月2日〜12月9日の期間、六本木の国立新美術館で開催されたものの巡回展の一つとなります。
 この東海展には日展本展の中から指定された全国巡回作品と、地元東海三県からの作品をあわせた582点を展示されます。「指定された全国巡回作品」ということはすべての作品が見られるということではありません。地元の陶芸家の作品を楽しみに毎回出かけるわけですが、ぜひ一度東京の本展で(陶芸作品だけでも)すべての作品を見てみたいといつも思います。
 しかし、残念な反面、毎年時間がなく駆け足で会場を訪れる身としては、あれ以上の数が展示されたとしても、ちょっときついなぁ‥というのも正直なところです。(会場で売られている図録にはすべての作品が紹介されたもの、東海展のみの作品が載ったものの2種類があります。)

 出品作品は日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門。書や彫刻など個人的には普段馴染みのない分野の作品に出会うことができるのも、国内最大の総合美術展の魅力でしょう。

 ここ数年、会場を見ていて「子どもたちを会場に呼び込もう」という姿勢を感じます。今回も親子鑑賞会(作家自身が作品を子供向けに解説)や作文コンクールも企画されています。
あとゲーム感覚で参加できそうな「会場縦断ウルトラクイズ 僕は日展博士!」なんていうものもあります。昨年の記憶では、○○さんの作品には何が描かれていたか?‥‥ような問題が何問か用意されていました。会場全体を使ったクイズラリーといったもの。賞品も(抽選で)用意されているようです。
 「退屈させてしまうのではないか?」「子どもたちが騒いだらどうしょう」「作品にいたずらしたら」‥‥小さな子どもを連れて美術館に行くというのは、なかなか心配です。私自身も子どもの頃美術館に連れて行かれると、退屈だった記憶がありますね。
 しかし、子どものうちからいろいろな美術作品に出会うということはとてもいい事と思います。次世代の鑑賞者を育てる、そして新しい美術作家を生み出す、ということは総合美術展「日展」の役割でもあるということでしょう。

 子どもが会場に入ることをあまりよく感じない方もいらっしゃるかもしれません。「美術館は静かに鑑賞すべし」ということです。
 私個人はちょっと騒がしい美術館が好きです。こそこそと耳うちで話し合って鑑賞するよりも、何人かが作品の前で雑談のように感想を話し合っているような感じ。作品の前に立つと自然と知らない人たちの話しているいろいろな感想が耳に入ってくると楽しいですね。子どもたちがどんな作品の前で、どんな感想を話すか、楽しみじゃありませんか。

 時間があればうちの子どもたちもぜひ連れて行ってみたいと思っています。走り回ることだけは注意が必要と思いますが、多少のおしゃべりはお許しくださいね。

2008/01/19


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