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 瀬戸だより 〜せとものについて話しませんか〜

078号 「夜の散歩をしませんか」という話
2007/12/01発行
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瀬戸川に沿って並んだ「灯りの作品」。
いつもは足早に通り過ぎる人たちもゆっくり鑑賞しながら歩きます。

 ずいぶん寒くなってきました。街にはクリスマスの飾りつけも目立つようになってきました。
 瀬戸の街では今、「陶のあかり路」のイベントが行なわれています。これは今年から始まったイベントで尾張瀬戸駅から市内中心部の商店街などで磁器・陶器・ガラスの灯りの作品が並べられています。

 瀬戸蔵が完成して以来、年末に瀬戸蔵に飾り付けられるイルミネーションが話題になっていました。戌年を迎えようとする年末には招き犬だったりと楽しいものでした。今回も2階部分のテラスに「イルミネーション市民コンテスト」として市民(個人・団体)がデザイン・製作したイルミネーションが飾られています。


瀬戸蔵の2階部分がイルミネーションコンテストの作品。


そして、瀬戸蔵前の芝生には「陶製ふくろうのあかりアート・クリスマスツリー」として陶芸家・宮地生成さん山崎清孝さんによる5mのクリスマスツリーが飾られています。派手に電飾が輝くツリーではなく、木の中からふくろうの灯りが点るという落ち着いた感じがいいですね。


ふくろうのクリスマスツリー。

 お薦めは駅前のパルティせとから瀬戸川沿いに並べられた「あかりアート作品コンテスト」。瀬戸で活動するプロの陶芸家、学生、趣味の陶芸家などの灯りの作品・プロアマ創作部門、一般の方が筒状の陶器に絵を描いた一般参加部門、合わせて100点あまりの作品が歩道のショーケースに展示してあります。陶器だけでなく瀬戸で活動するガラス作家の作品などもあり、個性を競い合っています。歩道は暗いので(歩道が暗いというのも問題と思いますが‥‥)暖かで美しい光のあふれる作品が楽しめます。人気投票も行なわれていて、各作品の台はポストになっていて気に入った作品には一票を投じることもできます。

 昨晩、カメラと三脚を抱えて夜の散歩をかねてこの展示を見てきました。写真を撮っていると「何を撮っているの?」と尋ねてくる人も何人かいましたね。毎日ここを通っていても気がつかずにいたなんていう方もいらっしゃいましたね。犬の散歩、ご夫婦でのウォーキングなど夜でも人通りはありました。

 冷え込む季節になってきましたが、夜の散歩をしながら「灯りのアート作品」を鑑賞してみるの楽しいものです。お近くの方はいかがですか?
瀬戸は早く閉まるお店が多いので、自販機のホットコーヒーで暖をとりつつというのもいいですね。

 以上の展示は12月24日まで、午後5時から午前0時までの点灯となっています。屋外展示なので作品自体は昼間も見ることはできますよ。

 

 ‥‥とここまで書きましたが、新聞によりますと「28日の午前0時過ぎ、瀬戸川沿いに展示してあった「陶のあかり路」の作品展示ケース100基のうち43基が男に蹴り倒されるという事件が発生。作品14点が割れるなどの被害を受けた。男は逃走したが警察は器物損壊容疑で調べている。」というとんでもないことがおきたようです。
  私が見に行った数時間後の出来事のようです。「急きょ、作品の投票は前日までの分で打ち切る。被害の少なかった作品の展示は続ける。」とのことです。せっかく今年から始まったイベント、心ない男の犯行に腹が立ちますね。展示されている作家やイベントを企画・運営しているスタッフの人たちへのエールの気持を込めて、お近くの方はぜひご覧ください。来年以降も冬の名物イベントとして続くことをお祈りします。

 

夜にスナップしてきた作品。
このあと事件でダメージを受けたものもあると思うと‥‥。

2007/12/01


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