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 瀬戸だより 〜せとものについて話しませんか〜

052号 「こども茶碗も奥が深い」という話
2007/06/02発行
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「KidsLand・こども茶碗博物館」
行った日は雨でしたが、全く天気は関係なく家族で遊べる施設でした。

 皆さんは子どもの頃どんな茶碗でご飯を食べていましたか?
 今回は「瀬戸だより」といいつつも、ちょっと瀬戸を離れてそんな話を。

 以前から行きたかった「KidsLand こども茶碗博物館」にゴールデンウィークに行ってきました(もっと早く書きたかったのですが、他に書きたい事も多かったので‥‥)。

 ここは多治見のこども茶碗のメーカー・金正陶器さんが運営されている「子どもの食器」の博物館です。行ってみるまでは、こどもの茶碗ということで興味はあるものの、正直あまり期待をしていませんでした(失礼!)。行ってびっくり、とても面白い施設でした。

 場所は瀬戸のお隣・岐阜県多治見市の美濃焼卸センター内にあります。ちょっと公共交通機関では不便かなと思います。
 常設展示は戦前(大正期)から作り続けられている子ども茶碗のコレクション。これはとても興味深い展示です。子ども茶碗というと、漫画などのキャラクターが描かれている小さな茶碗です。それぞれの世代ごとに夢中になったアニメや漫画の懐かしいキャラクター出会えます。私の世代(昭和40年生まれ)あたりなら、仮面ライダーやウルトラマン(どちらも初代ですね)、おばけのQ太郎とかでしょうか。他にも忘れかけていたようなヒーローなどの顔も見えますね。
 また、一緒に行った母(昭和一桁世代)には、戦前・戦中の戦車や戦闘機が描かれたよなものが懐かしいようでした。その時代は子どもの茶碗ですら戦争を反映した絵柄だった事はしかたのないことだったのでしょう。
 もちろん今の子どもたちが使っているような、アンパンマンやドラえもんなどの茶碗も展示されています。時代に沿って展示されていますので、「懐かしい!」と声が出る場所で年齢がばれてしまいそうですね。

 地下の展示室では絵本作家の五味太郎さんとミッフィーのディック・ブルーナさんの常設展示があります。どちらも絵本などでおなじみの絵が展示されていますが、個性的な線や色使いを間近で見ると絵本は別の魅力を発見できます。
 展示を見て刺激を受けたら同じ階に「絵付け工房」があり、いろいろな食器の絵付けをチャレンジすることもできます。

 常設以外にも企画展示があり、ちょうど行ったときには「石ノ森章太郎ワールド」ということでサイボーグ009や仮面ライダーなどの貴重な資料や原画などが展示されていました(5月27日で終わったようです)。

 お薦めは1階にあるカフェ。カップを選んで、その後同じカップを持って帰ることができるというサービスがあります。カップはディック・ブルーナのオリジナルのもの。かわいいカップでその日以来、家でも子どもたちは喜んで使っています。他にもショップなどもあり、親子で楽しめる施設となっています。

 陶器好きの方はいつもと違った陶器の楽しみ方の発見になると思いますし、アニメ・漫画好きの方にもお勧め。何よりミッフィー好きの人は、ぜひ!!

2007/06/02


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