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メールマガジン「瀬戸だより」のバックナンバー集。画像や情報の追加もあります。
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 049号 「窯跡を訪ねてみよう」という話
5月10日付の地元「とうめい」新聞に「瀬戸・紺屋田町で中世の窖窯群発掘」との報道がありました。 ご存知の通り、この地方は古くから窯業が始まり六古窯のひとつにも数えられています。当時の窖窯は山の斜面に沿って造られたトンネル状のものです。瀬戸の山沿いにはそのような古い窯跡がいくつも存在します。私が高校を卒業後、初めてのアルバイトはこの発掘調査の手伝いの仕事でした。ちょうど万博の瀬戸会場のあたりだったと思います。瀬戸にはこんなアルバイトもあるのです。 数多く発掘される窯跡ですが、保存・公開されているものはあまりありません。その中でも「小長曽陶器窯跡」(国指定史跡)は見学できる窯跡としてよく知られています。
この季節、ここを訪れるのが楽しみです。車を降りてから100メートルほど沢伝いに、林の中を歩いていきます。とにかく新緑がきれいです。そして、ウグイスや野鳥の声がいっぱい聞こえてきます。森林浴しながら、気持ちよく歩いていくと、窯跡に着きます。
窯本体はコンクリートの大きな屋根に保護されているので、見学は金網越しになりますが、その周りには解りやすい窯の解説プレートがあちこちにあって便利です。
窯の右側の斜面には、芝の中にやはりプレートがあります。ロクロの支柱のあった穴があって、かつてここが作業場であったことがわかります。この窯跡は窯本体だけでなく、このような作業場や、灰や不良品、古くなった窯道具をすてた「灰原」もまとまって見つかっていて、当時の窯場全体がほほ完全に出土しているということです。
また、この周りの山林は「東京大学の演習林」となっています。それを示す看板も窯跡回りにいくつかあります。東大演習林は全国にあるようですが、他の演習林が豊かな森であるのと違い、ここは荒廃した森の再生の研究・実習のために設置されたそうです。今は緑あふれる森ですが、かっては荒廃した土地だったのです(瀬戸の森の再生についてはまた別の機会に取り上げます)。 そういえばこの土日(2007年5月12日・13日)は、「赤津窯の里めぐり」もありますね。もう20回目になるのですね。毎回リピーターが増えているようですね。こちらもお薦めです。 2007/05/12 |
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