瀬戸だより 027 of せとものの話をしませんか〜加藤兆之助商店〜

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 瀬戸だより ~せとものについて話しませんか~

027号 「テレビを見ていて思う」という話

2006/12/09発行



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本文とは何も関係ありません。瀬戸公園のサル。
すぐそばに鹿も飼われていてせとものにちなんだ名前がつけられています。
「あかえ」「はくじ」の名前、以前は「おりべ」とかもいたはず 。

 陶芸から少し離れることかもしれませんが、ずっと気になっている事があります。今回はちょっとお付き合いください。

 よくテレビでレポーターのタレントがどこかの社長さんとか金持ちだとか(最近はセレブとかいうのかな)の家とか訪ねるような番組ありますよね。庶民の生活と懸け離れた生活の様子というのは、なかなか興味深いようでこの手の番組は人気があるようです。その気持ちはよくわかります。
普段はなかなか手にとる事が出来ないような工芸品や美術品を、実際の生活の中で使っているところを見せてくれます。そして、本当にいいものはテレビ画面を通しても伝わってきます。

 ここで気になるのは、そんな時レポーターの決まったような一言「うわー、すごいですね。で、いったいいくらくらいなんですか?」。
そんなに金額に換算するとそんなにわかりやすいのかなぁ。時には、玄関先から目につくもの次々と「これはいくら?」「これは?」「これは?」……。下品だと感じませんか。
 それにつきあって「パリの○○で500万ほどで…」「これは1000万で、こちらの方が…」とか、にこやかに次々と金額を答えていく「お金持ち」さん。にこやかに答えていますが、不愉快じゃないのですかね。それとも金額を答える事が、それほど楽しいのでしょうか。

 バブルの頃からか、何かモノの価値の基準を金額という物差で計る便利さだけが一人歩きしているようです。美術品を見る目を養うよりも、骨董を見る目を養うよりも、金額という物差をあててモノを見た方が何も知らなくてもわかりやすいということでしょう。
 でも、モノの価値は値段ですべて表せるのでしょうか。 値段が高ければとにかくそれだけで価値はあるものなのでしょうか?金額以外ではモノのすばらしさというのは伝えられないのでしょうか?
もちろん「セレブ」の皆さんが、ただ値札だけ見て買い物されているとは思いません。たとえ高価なものでなくても、その品物にまつわる思い出であったり、その人が発見した品物の魅力であったり、そのあたりを聞いてあげて欲しいし、知りたいと思うのです。

 私も自分が「値札」だけでモノの価値を見ていないか、ときどき不安になる事はあります。いろいろなものを見続けて勉強させていただく毎日です。

2006/12/20

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