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 瀬戸だより 〜せとものについて話しませんか〜

022号 「お薬師さんとあめんぼ」という話
2006/11/04発行
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今年、11月8日のお薬師さま。
飴を買って帰りました。

 11月になりましたね。今年も残すところあと2ヶ月になりました。
当店でも干支置物や勅題茶碗など年末に向けての商品を揃えてご来店をお待ちしています。

 11月といえば宝泉寺さんのお薬師さんの縁日があります。

 宝泉寺は瀬戸の窯垣の小径の入口、寺本町にあるお寺。檀家としてわが家もいつもお世話になっています。毎年11月8日・12日の薬師如来の縁日ということで、夜には多くの人たちが参拝に訪れます。
 子どもの頃、「おやくしさん」というのを瀬戸風の言い回しか「おやくっさん」と父や大人たちが話すのを聞いていたせいで、薬師如来の縁日となかなか結びつきませんでしたね。瀬戸では数少ない縁日らしい縁日というか、とにかく懐かしい感じのする縁日です。
 多くの露店が並ぶのが特徴で、いろいろな食べ物を売っています。いかやき、たこやき、お好み焼き、りんご飴に天津甘栗などなど……。その中でも、昔からこの縁日は「あめんぼまつり」ともいわれ、飴を買って帰るのが楽しみのひとつです。素朴な手作りの飴でこれまた懐かしい感じです。うちの子どもたちは山門のそばにある「サメつり」がお気に入りのようで、毎年それがお薬師さん楽しみのようです。大人にとっても子どもにとっても、夜の露店・屋台は魅力的ですね。

こんな感じの飴

 かつては瀬戸川沿いからお寺の門前まで、狭い道沿いに露店が並び歩くのも大変でしたが、昨年くらいからでしょうか、露店もお寺の敷地の中にかためられるようになりました。
 本堂に入ると正面左側奥に薬師如来がおまつりしてあり、時間ごとに多くの僧侶が読経をあげています。とくに目の病には霊験があるといわれています。壁にある「おんころころ……」というおまじないの言葉を繰り返しながら参拝します。
 昔は「お薬師さん」の縁日というとすごく寒かった記憶があるのですが、最近は温暖化のためかあまり寒いとは感じなくなってきました。子どもの頃はみんな冬でも半ズボンだったからでしょうか。
 今年は12日が日曜ですので、いつもより混むのではないでしょうか。楽しく懐かしいお祭りです。お近くの方はぜひお出かけください。参拝した後はあめを買って帰りましょう。

 宝泉寺さんも瀬戸の古いお寺ですので、まだまた書きたいことはいっぱいありますがそれはまた別の機会に。

 夜など寒くなってきましたが、風邪などひかないように暖かくお過ごしください。
 では、また来週。

2006/11/04


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