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 瀬戸だより 〜せとものについて話しませんか〜

020号 「ゴミはちゃんと捨てよう」という話
2006/10/21発行
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瀬戸の新しいシンボルデジタルタワー。
展望台を作らなかったのは、見下ろすとまずいものがあるから?

 少し前にブログの方にも書きましたので、このニュースご存知の方もいらっしゃると思います。 10月3日の中日新聞朝刊にこんな記事(注・当初は中日新聞の該当記事へのリンクをしていましたが切れたようです。内容は「静岡県磐田市に住む男性が春日井市内の親戚の家の片付けをした際に出たゴミを瀬戸市品野町6丁目に不法に捨てて書類送検された。以前に亡くなった祖父が「ゴミは瀬戸の山に捨てればいい」と言っていた事を思い出しての行動。その後、犯人自らがゴミを撤去、磐田市に持ち帰り815円を払って適切に処分した」というもの。)が載っていました。

 お年寄りが「ゴミは瀬戸の山に捨てればいい」と言っていたのを思い出し、本当にゴミを捨てて捕まった男がいたというものです。けしからん、ふざけた話です。  しかし、年寄りがこんなことを言ったのはどうしてでしょうか。 昔から瀬戸の街には粘土を採るために崩された山や土地があちこちにありました。たぶん昔はそのような穴に気軽にゴミを捨てていたと思いますね。今の時代はさすがに個人が山の中の穴にゴミを気軽に捨てる事はありませんが、粘土を採ったあとの大きな穴開いた土地はやはり埋めなくてはいけません。そんなことがスタートなのだろうと思いますが、今の瀬戸には産業廃棄物処理施設がとても多いのです。名古屋方面から見ると一番近い山間部ということもあると思いますが、山の中を走る国道から脇道に入ると、実にたくさんの処理施設があることに驚くことがあります。

 瀬戸は産廃銀座などと呼ばれる土地でもあるのです。

 人が暮らし、モノの製産が続く限り廃棄物は必ず出てきます。それは仕方のないことで、どこかで適切に処理されなくてはいけません。そのような処理施設が瀬戸周辺に多いことを(瀬戸以外の人も)知っておくことは大切と思います。

 今年、よくニュースに登場したフェロシルト問題。そのフェロシルトが全国で一番大量に持ち込まれているのも瀬戸です。名古屋方面から東を見ると瀬戸にあるデジタル地上波放送のテレビ塔が見えると思います。そのテレビ塔のすぐそばには最大量のフェロシルトが埋められているそうです。  グーグルマップの映像で見るとタワーのすぐ上のあたりに、茶色い何もない土地が確認できます。ちょうどそのあたりでしょうか。今も業者との話し合いは続けられているようですが、量が量なのでなかなか撤去は進まないようです。

 瀬戸も産業都市から名古屋のベットタウンへと大きく変化しています。環境問題はますます重要性を増しています。

 さて、最初の話にもどって瀬戸の山にゴミを捨てた男ですが、捨てた場所が品野町6丁目とか。全然山の中じゃないですよ。近くに小学校もあるし、造成地に最近はどんどん家も立っている住宅も多い地区じゃないですか?ますます何を考えているのかわかりません。

2006/10/21


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