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メールマガジン「瀬戸だより」のバックナンバー集。画像や情報の追加もあります。
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 015号 「皿をコンコン…」という話
よくテレビで骨董の鑑定人が古陶器を指でコンコンっとたたいているところをご覧になったことがあると思います。もっと具体的にいうと毎週テレビ東京系で放送している「開運!なんでも鑑定団」で、中島誠之助さんが必ずやっているコンコンのことです。 まず一つわかることは「ちゃんと土が焼き締っているか」ということ。昔の薪窯での焼成はどうしても火の廻りの悪いところがあったりします(もちろん現在のガス窯でも、炉内の温度差というものいくらかはあります)。しっかりと焼き締っていないものは、音でわかります。一般に焼く温度が低ければ、音も低くなります。逆に「うちの品物は土物だけど磁器の温度まで上げて焼いてあるからよく締っているよ」と言われる作家さんの品物は、普通の土物よりも高い音で響きます。 「かざけ」という言葉をご存知でしょうか(別の産地では別の言い方があるかもしれません)。漢字では「風裂」と書くとも聞きます。これは表面上は全く傷のないような品物でも、素地内部に亀裂の入っている状態のことです。焼成後、急に温度が下がったりするのが原因といわれます。見た目では全くわかりませんが、これも指でコンコンとやると簡単にわかります。かざけのあるものはゴソゴソというかボンボンというか、響きのないひどくくすんだ音になります。 骨董市などで陶磁器を選ぶ時には、お店の人にいやがられない程度にコンコンっとやってみましょう。いい品物を選ぶというだけでなく、いろいろな瀬戸物の音を楽しむというのもいいですよ。同じ皿が何枚かあっても微妙に音がちがうとか、いろいろな発見をしていろいろな想像をしてみるというのはどうでしょう。 2006/09/16 |
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