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 瀬戸だより 〜せとものについて話しませんか〜

006号 「瀬戸の子守唄(ねこなしの唄)」という話
2006/07/15発行
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(赤津焼会館前にある「織部川恋唄」の立派な歌碑。)

 ご購読ありがとうございます。今回は瀬戸の歌についてです。

 瀬戸の歌というと何を思い浮べますか?
 「瀬戸の花嫁/小柳ルミ子」。これは瀬戸だより001号でも書いていますが、瀬戸内海の瀬戸でせとものの瀬戸ではありません。
「織部川恋唄/真咲よう子」。昨年、万博の年にリリースされた歌です。織部の里・赤津のイメージソングといった感じです。赤津焼会館の横に歌碑も立っています。

 あまり多くはありませんが、その中でも店主は「瀬戸の子守唄(ねこなしの唄)/高石ともやとザ・ナターシャー・セブン」がお気に入りです。
知らない方も多いでしょうか。店主も最近まで知りませんでした。たまたまiTunesミュージックストアを検索していて見つけました。(iTunesミュージックストアで試聴・ダウンロード購入できます。iTunesのミュージックストアのパワーサーチで検索してください。iTunesはAppleのサイトから無料ダウンロードできます。また、こちらでも試聴・購入できます。あまり長い曲ではないので、試聴だけでも雰囲気はわかると思います。気に入ったら購入してみて下さいね。 )

 瀬戸の陶工の生活ぶりが伝わる曲ですね。余床とか瀬戸の地名が出てきたり、せともの作りの作業行程が歌われていたり、なかなか味わい深い曲です。後半の「窯が焼けたら子どもに山ほど菓子を買ってやろう」というところは、窯が焼けるまではいくら働いても収入にはならない昔の陶工の事情が読み込まれている気がします。それだけ最後の窯を焼く作業は重要で、いかに窯焼き・窯出しが待ち遠しかったかが想像できますね。

 このタイトルにもある「ねこなし」という言葉は瀬戸の方言です。もちろん「猫がいない」という意味ではありませんよ。「眠らずに」「夜なべして」「徹夜で」というような意味です。
「窯を焼いてて昨晩はねこなしだった」「テスト前なのでねこなしで勉強した」「ワールドカップは毎晩ねこなしでテレビで応援した」なんて使い方をしますね。今でも普段から使う言葉です。
 かつては「ねこなし皿」という言葉もあったようで、これは「寝る間も惜しんで作らないと儲けのでない皿〜安物の皿」という意味だったようです。

2006/07/15


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残念。瀬戸の子守唄(ねこなしの唄)のはいったCDは品切れのようです。



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