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メールマガジン「瀬戸だより」のバックナンバー集。画像や情報の追加もあります。
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 005号 「織部はシブにつかる」という話
瀬戸も梅雨、真っ最中。相変わらず、はっきりしない天気が続いています。今回は織部の話です。 織部というのは瀬戸を代表する釉薬・技法なのはご存知のことと思います。 通常の釉薬のせとものは窯から出れば完成で、普段皆さんが手にするのと変わりありません。ところが織部は違います。窯から出てすぐの織部は表面が油膜が張ったようなギラギラとしています。これは酸化焼成による皮膜だそうです。織部の酸化皮膜を取るために、瀬戸では昔から栃のシブにつけ込む「栃シブ抜き」が行なわれています。栃のシブというのはクヌギの実(ドングリ)に付いている袴の部分を集めて水に漬け込んだものです。真っ黒な色をしています。この液の中に、夏ならば一晩くらいでしょうか、窯から出した織部の器を沈めておきます。 ではまた来週。 ※ 釉薬は普通、各作家さん・窯元さんがそれぞれで調合しています。同じ釉薬でも色合いや風合は違います。今回紹介した織部のシブ抜きに関しても、その方法や行程の有無は各々の考え方により様々な違いがあることにご注意ください。 2006/07/08 |
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**おまけ** 左記に「完全版 釉薬基礎ノート―基本がわかる釉薬の見本帳 / 津坂 和秀」を紹介しています。津坂先生は店主の愛知県立窯業高校専攻科時代に、ゼーゲル式の計算から始まる釉調合の基礎を教えていただきました。在学中はテストピースをひたすらに作るので手一杯でしたが、今落ち着いてこの本を読むと、あの頃やっていた事の意味がよくわかります......やっと今頃になってですが.....。 ゼーゲル式計算のためのエクセルデータのCD-ROMもついて(当時の一晩かけて計算をしていたことを思うとちょっと悔しい....)ますから、釉調合を基礎から学びたい方には最適な本と思います。リンク先のアマゾンで購入ができます。(2006/07/08) |
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