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006.....07/02/25
「瀬戸ではおひな祭りに「おこしもの」を作ると聞きましたが、その作り方を教えてください。」



おこしものの木型です。

 メールマガジン「瀬戸だより」でも紹介しました「おこしもの」。
 お米の粉から作るおいしい食べ物(お菓子‥‥ではないか?)ですね。
 瀬戸でも毎年作っているという家は少なくなってきたと思います。作ってみると簡単で親子で楽しみながらできると思います。
 家によって作り方は多少違うと思いますが、わが家の「おこしもの作りの方法」を紹介します。

○材料‥‥米粉、食紅などの着色料、お湯。
○必要な道具‥‥お湯を湧かすナベかヤカン、練り鉢(ボール)、板、木型(なければ大きめのクッキーの型抜きとか、何か形を抜けるようなもの。それもなかったら自由に手で形を作りましょう!) 、筆、ざる、蒸し器など。

 沸騰したお湯で米粉を練ります。練り鉢かボールなどを使います。米粉2に対して熱湯1くらいの割合です。耳たぶくらいの硬さになるように調整してください。とても熱いので最初は箸などでかき混ぜるように練って、我慢できる熱さになったら手で練りましょう。
※沸騰したお湯を使うので火傷には絶対注意してください。

2 だいたいムラなく混ざってきたら、板の上で練ります。日々陶芸で腕を磨いている人は、ここは菊練りでいきましょう!菊練りなんてできない‥‥という方は、まぁ適当に練っておいても特別問題はありません。



熱い作業です。最初は箸などで‥‥。


しっかり練ります。一応「菊練り」。


3 木型に入れて形を作ります。そのまま木型に入れるとくっついて外れませんので、木型の方に米粉をまぶしておきましょう。木型から外す時は入れた素地を下にしてどこか硬いところで角をコンコンと叩くと外れます。机とかで叩くと間違いなく傷がつきますから、よく考えて叩く場所を探しましょう。別の木型の角とかがいいと思います。
木型がない時は、米粉の素地を1センチくらいに薄く伸ばして大きめのクッキーなどの型抜きで形を抜いてもいいと思います。他にも1センチ程度の厚みになる型なら利用できると思います。でも、食べ物をあつかうものですから清潔なもので試してみてください。
また、型など使わずに粘土細工のように自由な形を作って楽しむというのもいいですね。子供でも楽しめます。
※素地は冷めると表面から硬くなってきますから、大量に作る時は少しずつ分けて練って作業した方がいいですよ。


木型で形を作ります。

これはお雛さまの型ですね。

型から外した「おこしもの」。

木型には粉をふっておきましょう。


4 色をつけます。水で薄めた食紅などを筆で塗っていきます。いろいろな色を用意すると楽しいですが、あまりベタベタ塗ってしまうと食欲を失うような毒々しい出来上がりになるので、ひかえ目に‥‥。


色を着けます。

木型を使わないで手で形を作りました。
ネコとツル・カメ‥‥のつもり。


5 蒸します。中にふきんを敷いて蒸し器に入れます。このまま蒸し上げます(ここでも火傷に注意です)。湯気が出て、表面にツヤがでてきたら蒸しあがりの目安。
蒸し上がったら、ざるなどに並べて、うちわであおいで冷まします(ここで熱いまま砂糖とかつけて食べてもおいしいようです) 。表面が乾いてきたら、これで完成。


蒸し上げます。

蒸し上がったら、ざるの上で冷まします。

6 お雛さまにお供えしましょう。ある程度の日持ちはします。硬くなりますから、餅のように焼いて醤油をつけて食べます。ただし焼いても餅のようには膨らんだりはしません。海苔を巻くこともしませんね。そのままどうぞ。

完成した「おこしもの」。8キロだとこの倍くらいの量になりました。

店主
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